愛知県名古屋市にある東山動植物園のコアラのえさ代が大変なことになっている。コアラ7頭で年間にして5600万円かかるのだという。これは1頭あたり約800万円のえさ代がかかっていることになる。
では、なぜ1日寝てるだけのコアラが動物園で一番食費がかかるのか? 実はコアラのエサであるユーカリの葉が高額なのである。調べてみるとたしかに糸葉ユーカリの10号(200センチ)が1万6000円するなど非常に高額である。同園だけで500頭いる動物たちの中で最もえさ代が高いコアラを救おうと市内外の人々から幅広く協力を得ようとプロジェクトを企画した。
寄付の金額は2000円、3000円、1万円、3万円の4種類。寄付してくれた人はお礼のメールとコアラが鳴いてる様子の動画がもらえる。1万円の寄付だと、同園の春祭りの招待状とコアラの糞(ふん)を加工して作ったしおりがもらえるなどユニークな特典があるのだという。
コアラファンにはたまらない特典であるが一部の人々からはこうした寄付をしないと維持できないコアラに対して疑問の声がネットを中心に多く聞かれた。
・ひどい贅沢症な動物だな
・責任を持って飼えないなら飼うな
・一頭リストラで800万円も経費削減になるのか
・一万円払ったら飼育舎の中を見学させてくれるとか、抱っこさせてくれるとかの特典を付けたら結構寄付集まると思うけど。
・そうまでして見たいものか?コアラとパンダはコストがかかりすぎるからいらねぇ。
・園内にびっちりユーカリ植えろよ
などと、食費の高いコアラに対してお金がないなら飼うなと否定的な意見が多かった。とはいえ1984年(昭和59年)には、日本で初めてコアラが来日し、コアラ舎には連日の行列ができた日本で一番最初にコアラがやってきた動物園なので、そう簡単にリストラするわけにもいかないであろう。
ちなみにこの8頭で年間5600万円はまだ安いほうなのである。東京・多摩動物公園の人気者コアラのえさ代は3頭で6300万円なのである。
参考資料として多摩動物園の一頭あたりの年間食費は以下の通り。
コアラ2100万円
アフリカゾウ400万円
キリン87万円、
ライオン70万円
チンパンジー223万円
トキ2万円
ノネズミ730円
東山動物園のコアラは果たして市民の共感を得て寄付が集まるのだろうか? 小口の寄付を募るサイト『READYFOR?(レディーフォー)』で16日から募金の募集を始めるとのことである。
東山動植物園×「READYFOR?」コアラのエサ代の支援を募集します。|東山動植物園
http://www.higashiyama.city.nagoya.jp/02_events/02_01events/20130116_koara.html
※この記事は、ゴールドラッシュの「横山緑」が執筆しました。
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