文化庁、国会図書館の資料を電子書籍で配信する「eBooks プロジェクト」を実施

文化庁、国会図書館の資料を電子書籍で配信する「eBooks プロジェクト」を実施 文化庁は、国立国会図書館の資料を電子書籍で配信する実験「文化庁 eBooks プロジェクト」を実施すると発表した。配信期間は2月1日から3月3日まで。

同プロジェクトでは、国立国会図書館の保有するデジタル・アーカイブの中から選定した資料を、著作権処理などの手続きを経て、電子書籍の制作から配信までを実験的に行う。配信については株式会社紀伊國屋書店が協力し、同社が運営する「紀伊國屋書店 BookWeb」のサイト内に特設サイトを設ける。

配信は2月1日と8日の2回に分けて行う。第1回の配信予定資料は、「絵本江戸紫」、「平治物語〔絵巻〕」、「羅生門」、「河童」など7作品で、第2回の配信予定資料は「遠野物語」、「硝子戸の中」、「春と修羅」など6作品。

今回の実験の結果は、民間事業者や公的機関などが既存のデジタル化資料をもとに電子書籍化して配信する場合の参考となるようとりまとめる予定としている。


紀伊國屋書店 BookWeb

発表資料
URL：http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/ebooks_130129.pdf
紀伊國屋書店 BookWeb
URL：http://bookweb.kinokuniya.co.jp/
2013/01/31


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